今日はあくまで個人的なお話し。

サトウはどんなスタイルのビールも飲む。
というより、苦手なスタイルがあるわけではない。
正直、ベルギーの(いい意味で)マニアックな世界はそこまで詳しくない。
どんなスタイルでどんな製法をしているかはわかっていても、
最近輸入されている銘柄なんてそんなに知らない。
(それじゃダメなのかもしれないけど)

ランビックの酢のようなシャープな酸味は時々ムショーに飲みたくなるし、
レッドビールのワインのような深みや甘酸のバランスも捨て難い。
ホワイトの爽やかさも大好きだし、トラピストも飲む。

お隣ドイツの燻製ビールことラオホも飲むし、
もちろんゆるーいイギリス系エールも僕にとってひとつのルーツ
だったりする。

「一番好きなビールは何ですか?」
とは色々なシーンで聞かれる事だが、まず一発で「コレっ!」と
なることはない。
シチュエーションと気分。飲みたいものなんてその都度変わる。

だけど、どう考えてもハマってるものがある。
それは、そろそろ皆さんも耳タコな、アメリカンIPA。

さて、前置きが相当長かったが、これについて今日は一言!

「やっぱアメリカから届くIPAってスゴイ!」ということ。

ただのホップバカの戯言だが、
個人的に日本のクラフトで、本場に匹敵する出来だと感じたのは
ベアード・スルガベイ、志賀高原いつかのハウスIPA、
横浜ドラゴンスプラッシュ(これはIPLだが) くらいに思う。

苦けりゃいいというだけの話しではなく、
ホップアロマをストレートに伝えるクリア感というか、
余計な香りが強すぎない、もしくは隠れている。
濁り(イースト、ホップかす、タンパク質など?) の残り具合によるドライ感、適度な酸渋。そしてバランス。

もちろん造り手としてみたら、アメリカのものを目指しているわけでもなく、
自分たちのスタイルを創ろうとしているかもしれないし、
あくまでこれらは嗜好品であり、「好み」の問題が大きいことは
わかっているつもりだ。

まだまだ勉強中なサトウにご意見を。
これは!という銘柄もぜひ教えていただければ嬉しいです。
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