すっぱい酸っぱいビール!?
日本でもこれがだいぶ話題にあがるようになってきた。っといってもまだまだ一般的ではないが。。。

以前から、ベルギーブリュッセル近郊のランビックや
フランダース地方のレッドエール・ブラウンエールは輸入されていて、飲む事ができた。
ドライドックにおいても、4年前のオープン時から、冷蔵庫の隅のほうより時々登場しているのが、
カンティヨンやローデンバッハ、ドゥシャス・ド・ブルゴーニュなどの銘柄だ。
もちろんそんなによく出るわけではないけれど、メニューから消せない根強い人気があり、
飲んだことのない人にとっては、驚きを与えられるビールでもある。
これらは、主に木樽などに棲息する乳酸菌や酢酸菌によって酸味をつけられるわけだが、
例えばランビックなんかはバクテリアや野生酵母も含めると、70〜80種ほどがその発酵に
寄与しているという。
それだけ複雑な香りと味わいを生むのもこの手のビールの魅力といえるだろう。

ビールにおける"酸味"でいうと、「ポーター」という黒色エールの存在も忘れてはいけない。
このポーターの起源は、ペールエールとブラウンエール、そして古くなって酸っぱくなった
ブラウンエールの三種を混ぜ合わせた「スリースレッド」にあることは知られている。
ロンドンで絶大なブームを巻き起こし、その後、ギネスへの流れを汲むこのミックスビールが
どのようなものだったか、果たして今飲んで美味しいのかはまったくの謎だが、
多少なりとも酸味が強かったことは容易に想像できる。
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最近では、アメリカのクラフトブルワリーがサワーエールをよく造っている。
日本へはあまり入ってきていないが、日本のビアギークたちはそれらを個人輸入したり、
土産に持ち帰ったりして、楽しんでいるようだ。
そして、友人でもあるレヴェレーションキャットのブルワー・アレックスもそんなベルギーや
アメリカのサワーエールに取りつかれた一人である。
ローマでビールを楽しむ彼の家にはたくさんのサワーエール(Russian River Consecrationとか
Supplicationとか)が置かれていたし、自分でランビックを樽ごと買いつけたり、
ブレンドしてサワーエールを造ったりしている。
先日、久々に連絡してみると、日本から持っていった杉の木のチップはこのサワーエールに加えたとか。
しかも苺といっしょに。。。イチゴと杉!?
このStrawberry Cedar Wood Sour Ale -ストロベリースィダーウッドサワーエール- は、
例のミカンランビックとともに秋には少量だけドライドックに届く予定。
サワーエール好きのサトウ的にはワクワクなのです!

こんな酸っぱいビールたちをまだ試したことのない方、まずはチャレンジしてみては?
ホントに酸っぱい。。。でもその奥にある様々な香りと味わいにおおいに惚れ込む人も
きっと少なくはないなずだ。