DOCK MASTER'S ROOM!

新橋DRY-DOCK サトウBlog(時々、KEEL'S BAR HOUSE出張)

休業のお知らせ

新橋DRY-DOCKは本日3月12日(土)を休業とさせていただきます。
ご了承ください。
(特に大きな被害があったわけではありません)

ノンアルコールビールのお話し

ここ最近、スーパー・コンビニのビール売り場の一角に堂々と並ぶノンアルコールビール。
サトウは買う機会が非常に多い。
先日、ウォールストリートジャーナル アジアの記事にコメントしたのもこの手のお話だった。

The Wall Street Jounal Asia "Kirin Tries Sober Pitch"

http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703386704576186193168106416.html?mod=WSJASIA_hps_MIDDLEThirdNews

いまも冷蔵庫に3本入っている。
がんばって、休肝日を作ろうとしているサトウ的には常に入れておきたい。
なぜか若干の罪悪感を感じながらも、朝だろうが、仕事前だろうが、ちょっと喉が渇いたときなら、
すぐにプシュっとやる。
ひとつの大きなマーケットになっているゴルフ場でも、多分に漏れずよく飲む。
車の運転がある場合はもちろん、昼時にガブガブたくさん飲んでも午後のスコアが崩れることがない。
まあ崩れるほどいいスコアを出したこともないが。。。

味に関しては賛否両論だろう。
まず大きくわけると、アルコールが1%未満でありながらも少量含まれるものと、
完全にゼロ(0.00%未満)のものとにわけられる。
前者は酵母による発酵を行っているので、アルコールを完全に排除できない。
味わいとしては風味やコクを楽しめるが、飲酒運転基準に引っかかる可能性もある。
最近の流行は後者の方で、アルコールをまったく含まない製品を各社が出し始めた。
発酵特有の風味は香料などを用いて再現している。
昨年、日経プラス1一面、なんでもランキング「ノンアルコールビール」にテイスターとして、
参加したときに感じたことだが、個人的にはこの二つは別ものとして考えたい。
アルコール含有と味わい(風味)の大きな違いからだ。同じ土俵では比べられないかなと思う。
うまく飲み分けてつきあっていくといいだろう。
ただ、日本の技術をナメてはいけない。きっとどんどん美味しくなっていくはずだ。

とはいえ、「喉の渇きを潤すためのビール」であれば、その代りは十分にこなす。
かつカロリーまでゼロなんてありがたい。
ビール屋だから、発泡酒や第三のビールやノンアルコールビールなんて飲まないと思われがちだが、
このようなものは必ずチェックしたいし、美味しければ買っていきたい。
そこに妙なポリシーなどまったくをもってない。
最後に消費者として不満と言えば、値段はちょっと高い。
日本のビールや発泡酒の値段が高いのは税金ではなかったか?と思ってしまう。
研究開発費や、未成年者が買いにくい値段設定とかいろいろあるのだろうが、
350ml缶で¥145とかだから、発泡酒と同じくらい。
もうちょっと安いと嬉しいなぁ。。。

ビアテイスト我が家で試飲

六本木に新たな店! 「クラブハウス -CLUB HOUSE-」

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CLUB HOUSE
http://www.clubhouse-beer.jp/
昨日、アウグスビールの直営店がまた新たに誕生!
ピッツァが美味しいアウグスビアクラブと同じく六本木にオープンしてます。
サトウまだ行けてませんが、近々お邪魔します!!
今度の店は日・祝休みながら、平日は深夜4時までですって♪
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CRAFT BEER BAR × 新橋DRY-DOCK コラボ企画詳細!

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関内と新橋の仁義なき戦いから半年の歳月が経つ。
ホップを手に(わかりずらっ)ファイティングポーズをとるこの二人の関係は新たな境地へ。

CRAFT BEER BAR × 新橋DRY-DOCK コラボレーションエール
@ハーヴェストムーンブルワリー

昨年から温めていたこの企画。CBBてっちゃんと1月に初飲みしたときに、
具体的に投げかけたところ快諾をいただき、調整に入った。
てっちゃんからは、「ハーヴェストムーンにはないような思いっきりホップ感のあるビール」、
サトウから「我々のような、ゆる〜い感じのセッションエール」
というアイディアがあがり、融合をこころみる!

テーマ及び設計は以下の通り。

ビターやセッションエールと呼ばれる、ややアルコール低めで飲みやすいエール。
かつ、シムコー及び志賀高原自家栽培ホップによるホップフレーバーのインパクトを
最大限に引き出したい。

約3.75 - 4% ABV, 15-20 IBU's ペールよりやや明るめのカラー、
ビタリング及びフィニッシング&ドライホッピングはシムコー種(ホップ)
その他、志賀高原ビール自家栽培ホップ(2010/8/18収穫, 品種不明 : コードは"E")を
ワールプール時、そしてドライホッピングで使用。

クラフトビアバーではハンドポンプによるリアルエール、新橋ドライドックではCO2圧しによる
異なった提供方法を検討している。
同じビールを二店舗それぞれ、別の楽しみ方で飲んでいただけることだろう♪
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園田トモコねえさん、たくさんのサポートに感謝!

こんな二人が組むことになりました。

仲良し(?)クラフトビアバーてっちゃんとサトウ。
初めて組んでみることになりました。

てっちゃんブログ・クラフトビアバー日記「新橋関内大作戦」はこちら↓
http://craftbeerbar.seesaa.net/article/189314991.html

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クラフトビアバー × 新橋ドライドック コラボレーションエール仕込みは
本日、三月の雪が降る中、気合い入れてやってきます!
場所はハーヴェストムーン。どんなエールかはまた後日。

では「スプラッシュマウンテンの乗り場に13時集合!」に向けいざ出発。

こんな二人ですが、今後もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

3/12, 13 横浜ビール「24 BEER FESTIVAL 」

昨年三月に開催して、大盛り上がりだった横浜ビールのイベントが、
パワーアップして今年も帰ってきます!

24 BEER FESTIVAL
3/12(土),13(日) 12-20時
http://ameblo.jp/yokohamabrewery
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その名の通り、24種類のビールが一挙に楽しめる貴重なイベント!
サトウお気に入りのIPLドラゴンスプラッシュも隠し持ってるらしい。。。
これは飲みにいかねば(*・ω・)ノ

ローマ旅行記 vol.9「続・ローマの食」

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量り売りのピザ屋。B4:20から歩いて15分くらいのところにある。
ビール専用の冷蔵庫があり、そこからビールを選んで絶品ピザといっしょにいただける。
ここでは、例のレヴキャット×ミッケラーのクリームエールをチョイス。
選んでから釜で焼き上げる本格的ピザはアレックスオススメの店だけあって、本当にうまい!
かつてから量り売りのピザ屋はあったものの、最近では、小さいながら原料や製法に
こだわった本格派の店が増えてきているという。

その隣りのレストランにも訪れた。
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このときだけはワインを。。。
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牛テールの煮込みはぷるぷる。
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リコッタチーズとチョコのパイ。おなかいつぱい。

トレンドというものはあまり調べられなかったが、初めてのローマで伝統的な料理を
楽しむことができた。

つづく。。。

ローマ旅行記 vol.8 「ローマの食」

この旅では美味しいものをたくさん食べた。さすがイタリア!さすがローマ!

Brasserie 4:20はブラッセリーと名乗るだけあって、料理も充実している。
メニューはビール好きにはとても魅力的。とくに各種ビールをソースに加えてアクセントを
つけているものは、つい頼みたくなった。
Twitterで書いた初日のつぶやきをみると、さっそく牛タルタルにかけられたオリーブオイルに
ホップ(アマリロ)がつけてあることを思い出す。
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そして、モルトエキストラクトを煮詰めて作ったソースのチーズケーキに
ベルジャントリペルがよく合った。
(そうだ。この夜はカメラをアレックスのうちに忘れてきたのだった。。。)

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タコは柔らかく茹でてあり、ランビックのソース。

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チーズソースのショートパスタにはベルジャントリペルを加えてソースにしていた。

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魚介とクリームソースのラザニアは、ドイツのヴァイスビールをソースに。

毎朝食べたパニーニはカプチーノと。そしてエスプレッソで締めるのがクセになってしまった。
もともとコーヒーがなくては生きていけないほどのカフェイン中毒だが、ローマ人のマネをして、
クイクイ飲んでたら、一気にエスプレッソにハマってしまったのだった。
エスプレッソマシン購入間近。。。
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つづく。。。

ローマ旅行記 vol.7 「みかんランビック」仕込み in ローマ

Mikan Lambic - みかんランビックの仕込みは二日に分けて行った。
非常に大事なポイントはどのランビック原酒を使うかということだ。先日紹介した通り、
ここには幾つかの醸造所から仕入れたランビック原酒を様々な樽で寝かせている。
ここからは城山ブルワリー・川添氏も合流することになった。
昨年9月の横浜ビアフェスでアレックスのドライホップランビックに感銘を受けた彼女は、
ドライドックを訪れた際、今回の旅にぜひとも参加したいと申し出てきたのだ。
祖父が鹿児島のこみかん農家だという。そして、そのこみかんを使用したホワイトエールで名高い
城山ブルワリーのスタッフが加わってくれることはとても心強かった。

初日。
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アレックスが6種の原酒をチョイス。テイスティングを始めた。

1, ジラルダン6ヵ月原酒 バーボン樽 6ヵ月
2, ジラルダン6ヵ月原酒 ラフロイグ'99 樽6ヵ月
3, ブーン1年原酒 ピニュー樽 4ヵ月
4, ブーン2年原酒 オクタム(スコッチウィスキー)樽 4ヵ月
5, ブーン1年原酒 マルティニーク産ラム樽 4ヵ月
6,ブーン2年原酒 フランス産白ワイン樽 4ヵ月

鹿児島産の桜島こみかんスパイス(皮のドライパウダー)を加える特殊なランビックビール造りである。
実際にパウダーをふってみて、香りとの相性を比べながらチョイスした。
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あーだこーだの議論の末、投票を経て、原酒としてチョイスされたのはフレンチホワイトワインの樽で
4ヵ月熟成中のブーン2年ものとなった。
個性的な他の原酒に比べ、みかんフレーバーが加わった時に、シンプルにランビックを
感じることができた。

二日目。
作業はいたって単純だ。
樽から原酒を3リッターほど取り出し、こみかんのパウダーを加え、樽に戻す。
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水でじゃぶじゃぶと洗っただけの、あまり感心しないサニテーションを施し、
ランビックをバケツにそそぐアレックス。
まあ、おそらく全てのランビック醸造所がこんな感じだろう。コバエだってたいして気にしない。
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その際、アレックスの判断で5%程度、ほかのランビックを加えた。これまた貴重であろうものだ。
こちらはケグ(ステンレス樽)に詰めてあった。
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アルコール9.9%もある3年熟成もの。ひそかに味見したが、コクのあるランビックという感じ。
深い味わいは本当に美味しかった。
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さあ、完成!
正直なところ味はどうなるかわからないが、半年ほどの熟成を経て東京に届くはずだ。

皆で手をあわせて祈った。
「美味しくできあがりますように!」と。

マウイの限定IPAがいい!

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Lorenzini "6th Sense IPA  ロレンツィーニ シックスセンス IPA
8.1%ABV 70IBU's
Pizza Port Ocean Beach and Maui Brewing Co. collabolation brew

マウイブルーイングのブルワー・Kim Lutz氏とピザポート・オーシャンビーチ(サンディエゴ)の
Yiga Miyashiro氏によるジョイントブリューであるこのインペリアルIPAは
オレンジがかったゴールドカラーが美しく、ハイアルコールを感じさせないホップビターネスと
モルトスウィートネスが特徴。他のインペリアルIPAよりややドライでとてもバランスが良い。
アロマはパイナップルやトロピカルフルーツのエステルとホップのオレンジシトラス。
久しぶりにココでビールの紹介をしたくなるほど見事な出来だ。

マウイのキムとは2年前に現地を訪れたときに、挨拶したことがある。
華奢な女の子といった印象で、CEOのギャレットに紹介してもらったときには
ブルワーと聞いて少しばかり驚いた。
そんな彼女の名前が日本に初めて出てきたのがとても嬉しく、
そして、これまたいつも素晴らしいアメリカンエールを送ってくれるピザポートのブルワーとの
コラボレーションということで、否応なく上がってしまった期待に見事に応えてくれた。

ちなみに「Ampullae of Lorenzini - ロレンチー二器官」とはサメが持つ特別な電気受容感覚。第六感。
温度や海中域、自分の居場所の認識、そして獲物を捕らえるのに使う。
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Profile
佐藤 裕介
◆ 札幌西高校卒
◆ 武蔵工業大学 工学部卒
モルトウィスキーが好きで
卒業旅行は単身イギリス.
レンタカーでスコットランド
14の蒸溜所へ!
◆KEEL'S BARチーフバーテンダ
フレッシュフルーツのカクテル
創りに傾倒!一方でビール注ぎの
おもしろさに目覚める.
◆新橋DRY-DOCK初代ドック長
イギリス, アイルランド
オランダ, ベルギー, ドイツ,
チェコ, アメリカを巡り
各国ビール文化を体験.
フレキシブルなビール注ぎを
目指す!

【店舗情報】
新橋DRY-DOCK
(しんばしドライドック)
〒105-0004
東京都港区新橋3-25-10(JR下)
TEL/FAX 03-5777-4755
<営業時間>
月〜金 17:00〜24:30
  土 17:00〜22:00
(土曜はフードが少ない)
<定休日>
日曜、祝日、第3土曜日

日本一美味いアサヒスーパードライを目指して「KEEL'S BAR」から進化!
隅田川ブルーイングを中心に全国から届くクラフトビールをはじめ、世界のドラフトビール、そして様々なボトルビールをお楽しみください!
2007.6.18 Open

DRY-DOCK...「乾ドック」
水のある状態で船を入渠して、海水を抜き修理するという、いわば船の休憩所。
「KEEL'S BAR号」は3年10ヵ月の第一次航海を終え、我が「DRY-DOCK」に入渠。その後、2010年に「KEEL'S BAR HOUSE」として、新たな航海を始めるべく、出渠した。
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