DOCK MASTER'S ROOM!

新橋DRY-DOCK サトウBlog(時々、KEEL'S BAR HOUSE出張)

北八ヶ岳よりゲスト!

昨日は、KEEL'S BARの初代女将・カモちゃんと旦那様が遊びにきてくれました。
IMG_0758
久々の再会についつい盛り上がってしまい、ドックマスター飲酒。
そんな彼女も、いまや言わずと知れたゴールデングリーンの女将(?)です。

GOLDEN GREEN 北八ヶ岳の小さな農場
http://www.goldengreen.jp/

旦那さんと二人で営んでいるこの有機栽培・無農薬農家から届く美味しい野菜は
ドライドックでも度々登場します。
今あるカボチャのグラタンはGolden Greenのもの。昨日食べましたが、
とてもあまーくてメチャメチャうましです。

そして、キール&ドライドックのたくさんのお客さんが、有機野菜セットの宅配を
申し込みしてくれてます。
二人も皆様にとても感謝しておりました。僕からも感謝ですm(_ _)m

今年は二人の新築のうちに遊びにいくぞー!!

ドライドックのBGM

ドライドックのBGMに飽きがきている今日この頃。
毎日同じ曲がかかってたら、そりゃそうなる。
イベントとかをやるたびに音楽って、大事だなーとか楽しいなーとか思う。
でも疎いし、店のコンセプトもあるのでノータッチでいた。

今かかっているのは、社長が考えたKEEL'S BARのコンセプトからの流れ。
80年代のポップやロック、ハワイアンからJazzからラテンからジャック・ジョンソンまで様々。
(加山雄三も入ってるがかけることはない)
居心地のよい曲、盛り上がる曲、海のイメージ。
そして、社長と同年代のお客さんが懐かしいと思う曲。。。

そんな中、オヤマが色々とCDを持ってきてくれた。

1Fと2Fが同じ音源というのも結構難しいところだ。使われ方も雰囲気も全然違うし。
でも、店の雰囲気とバランスを考えながら、チャレンジしてみよう!

社長も聴きにきてください。

P2238746

東京農業大学オープンカレッジにて講義

先週土曜日、東京農業大学オープンカレッジにて、
東京農業大学・生物産業学部食品香粧学科の藤森教授の元、
「麦酒の香りと美学」という講義をさせていただきました。

「香りの科学と美学」(サトウも共著)という本をベースに「香り」に関して様々な展開をするこのクラス。
実習ではレモンのフレグランスや香水を作ったりもする人気の講義だそうです。

というわけで、サトウが担当するのは「香り」をキーワードにしたビールのお話し。
IMG_1853

シンプルな淡色麦芽からチョコレートやコーヒーのようなローストした麦芽の香り、
香りづけが主目的の一つであるホップと、かつて使われていたグルートの話し、
酵母が醸し出すエステルや酵母自体のフレーバー、
そして、フルーツやスパイス、ハーブを加えたもの、樽熟成による樽香など。。。

これら原料由来の香りを簡単に解説しながら、ビールには数えきれないくらいの種類が存在し、
それぞれの国の文化によって、色々な飲まれ方をしていることを伝えることができたかなと思います。

最後に5種類のビールを、実際に嗅いで(飲んで)もらいました。
ヘタクソな講義の中でも、皆さん、なかなか楽しんでいただけた模様。
こういう機会はやはりなかなかないみたいです。
こういったビールの世界を知らない方々にどうやって「ビールの楽しさ」を伝えていったらよいのか、
個人的に、とても興味深いテーマを持った気がします。
非常に貴重な経験でした。

ローマ旅行記 続続・番外編「ローマを撮る」

P1267498
P1267513
P1257478
P1267538
P1267550
P1267556

P1267570
P1267589
P1267604
P1277616
P1267613
P1277624
P1267609
P1277646
P1277672
                                                   @Rome and Vatican

P1277734
P1277821
P1308406
                                     @Brasserie 4:20

ローマ旅行記 vol.6 「Impex Beer 倉庫にて」

Revelation Cat Craft Brewing (以下、レヴキャット) はアレックスのビールブランドだが、
実は彼、まだブルワリーを持っていない。
イングランドのガッズ(GADDS')、オランダのデ・モーレン(De Molen)で
レヴキャットレーベルのビールを造ったり、
デンマークのミッケラー(Mikkeller)とコラボレして、斬新なビールを世に送り出している。

IMPEX BEER -インペックスビア-
http://www.impexbeer.com/
46806_157191644293744_157191507627091_526860_3301164_n

そんな彼は、IMPEX BEERという名でディストリビューターとしても活躍。
写真の旧ワイン倉庫をビール倉庫にしてしまった。P1288133
P1277915
そして、倉庫のこの部分は新たにブルワリーとして動き出すことになっている。
それもカリフォルニアの人気ブルワリー、ポートブルーイングと共同出資で立ち上げるとのこと。
名前はまだ決まっていないが、なんとも期待せずにはいられないビッグプロジェクトだ!
P1277886
奥には、たくさんのヴィンテージランビックやスタウトが (カビだらけで) 眠るビール洞窟が。。。
安定的な温度と湿度はセラーとして最適。
P1277889

さらにもう一つ、注目すべきエリアが今回の目的であるランビックを管理する貯蔵庫。
P1277878
こちらはしっかり空調が管理されており、25ほどの木樽が並んでいる。
しかし、通常のランビック醸造所と違うのは、様々な種類の樽があることだろう。
例えば、スコッチシングルモルトの中でもピーティでスモーキーなラフロイグの空樽で寝かせている
ランビックがあったり、フランスの白ワインやピニュー(フォーティファイドワインの一種・甘口)、
スペインのシェリー、マルティニークのラムやアメリカのバーボン樽が並んでいる。
ちなみにラフロイグの空樽は元々バーボン樽だから、バーボン→ラフロイグ→ランビックと
樽を使い回すことになる。

スコットランドを巡ると、このように様々な酒樽を使い、そのフレーバーをウィスキーにつける
カスクマネージメントをしている蒸留所やボトラーズは少なくない。
しかし、ビールの世界、特にランビックの世界ではとても斬新だ。

さあ、いよいよこの中から原酒を選別・ブレンドし、桜島こみかんの皮パウダーを
漬け込むことになる。

つづく。。。

ローマ旅行記 vol.5「ランビック先生」

P1308354
マリーノから戻ると、Brasserie 4:20は最も忙しい週末の夜を迎えていた。
このパワーには圧倒される。これが本当にワインの国か!?
このあと、さらに店内はごった返し、立っているスペースすらなくなったので、
GADDS'のエディ夫妻と三人で屋上の寒空テラスに移動した。
P1226874
ブルワーとの対話は日本であろうが、外国であろうが、いつもとても興味深く、そして楽しい。

「大事なことは美味しいビール造ることだよ。そしたらみんながハッピーになるでしょ?」
by エディ

彼らは『明日もローマを観光するから』とホテルに戻っていった。
カウンターに降りていくと、アレックスが新たに一人のビアギークを紹介してくれた。
なんでもホームブルワー(家で自家醸造をしている人)ならぬホームブレンダーだという。
ホームブレンダーって?
P1226917
(どちらかというとピンが女性にあっている。。。が手前がウリ氏)

要は、ランビックを樽ごと色々と買ってきて、自分でブレンドして楽しむ方だそうな。
かなりマニアックなこのドイツ人・ウリは、アレックスに会いにローマまで遊びに来ていた。
アレックスも一目置いているこのランビック先生は、最近まであった12のランビック醸造所
の原酒を全てブレンドしてボトリングしてしまうようなちょっとクレイジーなヒト。
P1226901
Calvados Barrel Aged Lambic from Boon 2yo
カルヴァドス(りんごのブランデー)バレル(樽)熟成のBoonランビック二年もの。

P1226911
3 fonteinen Oude Geuze 2008
ドゥリーフォンテネン・オードグーズ 2008年

貴重なランビックをたくさん楽しみながら、
いよいよ始まる桜島こみかんランビックの仕込みに向けて、アドバイスをもらった。

ちなみに彼は私のことを「カミカゼ、カミカゼ!」と呼んでいた。。。

つづく。。。

ローマ旅行記 vol.4「麦酒国際交流」

ローマに降り立った翌日。
この週末、実はアレックスはイタリア最大級のビアフェスを主催することになっていた。
会場側との契約で、1ヵ月前までのキャンセル条項があったらしく、まさかのキャンセル。。。ローマ市長が使うとかなんとからしい。OMG!
フェスはキャンセルになったけど、パーティをしよう!と。
(ちなみに、このフェスには常陸野ネストとベアードが参加予定だった)P1226818

というわけで、この日はイングランド・ケントからGadds' Ramsgate Breweryのエディ夫妻を始め、
ベルギーからAdelardusのBrouwerij Kerkom(アデラルデュス ケルコム醸造所)の方々、
そして、アレックスが代表を務めるIMPEX BEERのスタッフ、ブルワーなど
彼の友人たちが続々とBrasserie 4:20 に集まってきた。

一杯飲んだところで外へ。

なんと!でっかいバスをチャーターしているアレックスくん。
さすがです。
30分くらいバスに揺られ、ローマ近郊のマリーノという町に着くと、
小さなビアショップに皆で入り込んでいく。

Beer Shop EBRIUS
http://www.ratebeer.com/Place/state/city/ebrius/15790.htm
P1226841
164319_1623949162813_1359026803_31644466_7502558_n
167642_1623954162938_1359026803_31644498_3398537_n
P1226846
最近、この小さな町にできた、小さなビール専門酒屋さん。若い人たちががんばってる。
彼らの熱い想いを聞きながら、GADDS' のエールを飲む。アンバー〜ダークカラーに
近いビターエール。

ここのスタッフも合流して、すぐお隣のリストランテへ移動。
P1226851
168941_1623955482971_1359026803_31644508_221051_n
P1226857
テーブルに着くと、すぐに用意されるワイン。
誰も手をつけない。。。とすると間もなく、先ほどのGADDS'の樽が運び込まれ、
イギリスのエールと伝統的なローマ料理をいっしょに楽しむという
ちょっと不思議な体験をすることになった。
もちらん食通の彼らが選んだ飲み物。相性バツグンなのは言うまでもない。
しっかりした味付けの料理にもすんなりなじむやわらかいロースト感。
フルーティ過ぎず、甘過ぎず、ほのかなビターネス。

この旅で一番食べた夜。ちょっと食べ過ぎたのは、
ここの料理が本当に美味しかったからだけではないだろう。

まもなく、料理が食べ終わるころには樽はからっぽになり、店を出た。
イタリアのファミリーを思わすあたたかい雰囲気と笑い声が絶えないステキなビアディナーだった。

そして、このあとローマに戻り、宴はまだつづく。。。

第9回 東京リアルエールフェスティバル

P2138678
久々にビアフェス行ってきました!
今回は、ハンドポンプで提供されるリアルエールの祭典(*・ω・)ノ
すごい人でしたね。チームHIGURASHIにも会えて、楽しかったー!
大盛り上がりですが、ちょっと人多い過ぎな感も。。。
P2138713

そしてやっぱ帰りはハーモニックです。天使の休息に入りました。(´□`。)
P2138725

ローマ旅行記 続・番外編「モナコ」

P1237174
                                                                  23rd Jan. 2011 @Eze

P1247205
P1247237
P1247241
P1247256
P1247262
P1247263
P1247277
P1247293
P1247296
P1247297
P1247306
                                              23rd Jan. 2011 @Monte Carlo, Monaco

いつかの5月に戻ってきます。

ローマ旅行記 番外編「南仏ニース」

P1236940
P1236968
P1237024
                                                                 22nd Jan. 2011 @Nice

P1237075
P1237082
P1237093
P1237099
P1237165
P1237157
P1237158
P1237167
                                                     23rd Jan. 2011 @Saint-Paul de Vence
Twitter
Profile
佐藤 裕介
◆ 札幌西高校卒
◆ 武蔵工業大学 工学部卒
モルトウィスキーが好きで
卒業旅行は単身イギリス.
レンタカーでスコットランド
14の蒸溜所へ!
◆KEEL'S BARチーフバーテンダ
フレッシュフルーツのカクテル
創りに傾倒!一方でビール注ぎの
おもしろさに目覚める.
◆新橋DRY-DOCK初代ドック長
イギリス, アイルランド
オランダ, ベルギー, ドイツ,
チェコ, アメリカを巡り
各国ビール文化を体験.
フレキシブルなビール注ぎを
目指す!

【店舗情報】
新橋DRY-DOCK
(しんばしドライドック)
〒105-0004
東京都港区新橋3-25-10(JR下)
TEL/FAX 03-5777-4755
<営業時間>
月〜金 17:00〜24:30
  土 17:00〜22:00
(土曜はフードが少ない)
<定休日>
日曜、祝日、第3土曜日

日本一美味いアサヒスーパードライを目指して「KEEL'S BAR」から進化!
隅田川ブルーイングを中心に全国から届くクラフトビールをはじめ、世界のドラフトビール、そして様々なボトルビールをお楽しみください!
2007.6.18 Open

DRY-DOCK...「乾ドック」
水のある状態で船を入渠して、海水を抜き修理するという、いわば船の休憩所。
「KEEL'S BAR号」は3年10ヵ月の第一次航海を終え、我が「DRY-DOCK」に入渠。その後、2010年に「KEEL'S BAR HOUSE」として、新たな航海を始めるべく、出渠した。
Archives
Search in This Blog
Recent Comments
  • ライブドアブログ