いい意味でとってもクレイジーだ。
斬新なアイディアのアメリカンクラフトビールのイメージと
ちょっと頑なスコットランドのイメージを少々。

BrewDog -ブリュードッグ-
http://www.brewdog.com/index.php
名称未設定
日本において、このブルワリーが注目を浴びたのは、
2年ほど前のこと。
スコッチウィスキーでもいわゆるシングルモルトと
言われるような個性的なフレーバーのウィスキー空樽に
ビールを詰め込んで熟成させるという独特の製法が、

「なんだこいつら?」

という鮮烈な印象を与える。
特に強くピートを炊き込むアードベックやボウモア、カリラなど
スコットランドの西に浮かぶアイラ島のスモーキーな
ウィスキーカスク(樽)で寝かせたスタウトなどは、
見事にスモーキーフレーバーがビールに移り、
とてもおもしろい個性的な一つのスタイルとして
認められた。

home1

一般的なヨーロッパのビール造りとは一線を画す。
伝統を重んじ、本当の意味での"地"ビールを造り続ける
これまでの古き良きやり方とは全くを逆をいくようなスタイル。
若くて、パンクなアメリカのクラフトブルワーのようでもある。
でも何か違う。。。それが血?伝統?

では、彼らの作品をちょっとだけ紹介しよう。

Tactical Nuclear Penguin
アイスクリーム工場でビールの水分だけを凍らし、
凍らないエキス分を濾過、アルコールを32度まで高めたスタウト。


Atlantic IPA
かつて、インドまでの長い航海をしていたIPA -India Pale Ale-。
それはどんな味だったのか?
再現しようと、樽に入れ、荒波に揉まれる Real IPA。


ここ最近になって、イギリス国内外からの注目度も生産量も
うなぎ上りだ。
どんどん色々なことにチャレンジする精神と奇抜な発想で
いま世界で一番勢いのあるクラフトブルワリーと言っても
いいかもしれない。


そんなステキなブルワリーのインペリアルIPAが樽で届きました。

Hardcore IPA -ハードコア- 9.2%ABV 150IBU's
heading
先日のBEERFEST ASIA 2010
ストロングエール/ラガー部門の金賞に輝いた
苦味値150のクレイジーIPA!スーパードライの約10倍?

あとオススメなのは、

Tokyo* -トーキョースター- 18.2%ABV 90IBU's
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クランベリーとジャスミンを加えた超ハイアルコール(ビールにおいて)
なスタウト(?)。紹興酒や濃いめのシェリーのような
芳醇で濃厚な味わい。
330mlビンを一人で飲むのは相当気合いが必要なので
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