ローマに降り立った翌日。
この週末、実はアレックスはイタリア最大級のビアフェスを主催することになっていた。
会場側との契約で、1ヵ月前までのキャンセル条項があったらしく、まさかのキャンセル。。。ローマ市長が使うとかなんとからしい。OMG!
フェスはキャンセルになったけど、パーティをしよう!と。
(ちなみに、このフェスには常陸野ネストとベアードが参加予定だった)P1226818

というわけで、この日はイングランド・ケントからGadds' Ramsgate Breweryのエディ夫妻を始め、
ベルギーからAdelardusのBrouwerij Kerkom(アデラルデュス ケルコム醸造所)の方々、
そして、アレックスが代表を務めるIMPEX BEERのスタッフ、ブルワーなど
彼の友人たちが続々とBrasserie 4:20 に集まってきた。

一杯飲んだところで外へ。

なんと!でっかいバスをチャーターしているアレックスくん。
さすがです。
30分くらいバスに揺られ、ローマ近郊のマリーノという町に着くと、
小さなビアショップに皆で入り込んでいく。

Beer Shop EBRIUS
http://www.ratebeer.com/Place/state/city/ebrius/15790.htm
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最近、この小さな町にできた、小さなビール専門酒屋さん。若い人たちががんばってる。
彼らの熱い想いを聞きながら、GADDS' のエールを飲む。アンバー〜ダークカラーに
近いビターエール。

ここのスタッフも合流して、すぐお隣のリストランテへ移動。
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テーブルに着くと、すぐに用意されるワイン。
誰も手をつけない。。。とすると間もなく、先ほどのGADDS'の樽が運び込まれ、
イギリスのエールと伝統的なローマ料理をいっしょに楽しむという
ちょっと不思議な体験をすることになった。
もちらん食通の彼らが選んだ飲み物。相性バツグンなのは言うまでもない。
しっかりした味付けの料理にもすんなりなじむやわらかいロースト感。
フルーティ過ぎず、甘過ぎず、ほのかなビターネス。

この旅で一番食べた夜。ちょっと食べ過ぎたのは、
ここの料理が本当に美味しかったからだけではないだろう。

まもなく、料理が食べ終わるころには樽はからっぽになり、店を出た。
イタリアのファミリーを思わすあたたかい雰囲気と笑い声が絶えないステキなビアディナーだった。

そして、このあとローマに戻り、宴はまだつづく。。。