5月6日
とうとう帰国の日です。
11:20発 SFO⇒NRT United0837便に乗るべく、そうそうにホテルを出発。
この旅での最後の一杯 @空港
「Samuel Adams Boston Lager」
サミュエルアダムスボストンラガー
http://www.samueladams.com/verification/?nocookie
やっぱり樽(しかもフレッシュ)は違うなぁ。。。ウマイ!
朝から1パイント飲んだ酔っ払いさんは搭乗するやいなや眠りに入ったのでしたzzz
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5月7日
往路よりもちょっと長めのフライトでは、いつもより多くの紙が渡されて
記入・提出が求められました。そうです、ご存知・・・
Swine flu 豚インフルエンザ 新型インフルエンザ。。。対策。
このときはまだまだ水際対策がとられていたときで、日本の感染者は0!
着陸。
ゲートがつながると、全身防備に酸素ボンベ、ゴーグルの方たちが何人も
入ってきて、サーモなどで入念にチェック。
驚きの対応に外国人たちはドン引きです。そして、あちらこちらで
写真撮影、フラッシュフラッシュ!
僕は同じ日本人として、与えられた仕事をやっている彼らに同情をしながら
じっと待っていました・・・
ちょっとやりすぎな感は否めなかったなぁ・・・
まあ、旅の終わりによき思い出となりましたとさ。
California Hoppy Tour
5月5日
日本へ帰国する前日、この日は色々あって終日フリーに!(゚∇゚ ;)
旅の直前にドライドックで紹介してもらった方が、たまたま同じタイミングで
サンフランシスコにいるということで、頼らせていただいたのでした。
ちなみに今日はブルワリーにいきませんよー。あしからず。
出発前、ホップの保冷のため、アイスペールに
氷をたくさん詰めてフタを。ベッドメイクの時に
怪しまれて通報されないかちょっと心配。。。
お昼過ぎに出発し、まずはランチ♪ 美味しくて感動したクラムチャウダー!
ベイブリッジを眺めながら@フェリービルディング
小さなスーパーのような所
にもたくさんのクラフトビー
ルが並んでいた。
そして、翌日がCinco De Mayoということで、メキシカンビールがライムとともに一番目立つ店頭に!
(*Cinco De Mayoはスペイン語でThe 5th Of May メキシコの祭日でアメリカでも祝う。)
ゴールデンゲートブリッジは
案の定、霧でした(ノд・。)
大型スーパーには、アメリカンハンドクラフトビールが
ものすごい量で陳列されています。そして、世界各国
のビールもたっくさん集められていました。
ニーズがあるということでしょうか。。。
今日一日、お付き合いしてくださった方のご好意で
ご友人宅のBBQに参加させていただきました。
←飲んだのは、こんなIPA。裏ラベルにホップヘッドのためのIPAという表記があったのでコレをチョイス。
まさに、ホップぷんぷん系IPAでした。たまらんです♪
しっかし、これだけ色んなビールが並んでたら、選ぶ
のにえらい時間がかかりますね。
眺めているだけで楽しかった(*・ω・)ノ
ホテルに帰り、最後の夜をアンカースチームとともに。
短いけど内容の濃い旅を振り返っていました。。。
若干間延びしてきた感のある西海岸レポ。。。
めげずに今日ご紹介するのはCoolなブリューレストラン(パブ)です。
アンカー、スピークイージーとブルワリー訪問を終えて、ブルワリーのスタッフに
クルマで送ってもらったのは、サンフランシスコ・ジャイアンツのスタジアムである
AT&T Parkから程近い有名なブルワリー併設のパブレストラン
21st Amendment
http://www.21st-amendment.com/
アボカドをトッピングしたバーガーはこの旅で一番のごちそうに!
スイカがささったグラスは、ウォーターメロンウィートビール(*・ω・)ノ
スイカ果汁を加えた小麦のビールです。非常に興味深い味わい♪
しっかりとアルコール%やIBU(苦味値)が表記された黒板のメニュー。
ここで飲んだビールたち↓
Bitter American 3.6% alcohol/vol. - 40 IBUs
アルコール3.6%のゆるくてマイルドな「ビター」もアメリカ仕込み
になれば、一気に苦くてインパクトのある一杯に!
Hell or High Watermelon Wheat 5.5% alcohol/vol. - 17 IBUs
ほんのりスイカが香る小麦ビールはスッキリ系ヴァイスがベース。
そうえば、ペプシがキュウリフレーバーのコーラをだしてたことを
思い出しました。アメリカ人はこの手の味がお好きなのかな。
Brew Free! or Die I.P.A. 7.2% alcohol/vol. - 75 IBUs
このブルワリーがメインに造るIPAはバランスの取れた甘味と苦味。
4種のホップをドライホッピングして、シトラスとトロピカルなフレーバーを
引き出している。
Double Trouble Imperial I.P.A. 9.8% ABV – 120 IBUs
1.1klに30kg以上のホップを投入した(発酵中3度のドライホップ)限定の
インペリアルIPA。すんごかった。。。
強烈なホップフレーバー、アルコール、甘味、そして苦味。。。
サンフランシスコのアンカーブルーイングのスタッフに次の行き先を聞かれ、
ハンター'ズ ポイントのスピークイージー!と答えると、
スタッフの顔が若干曇りました。
「危険なエリアなので、あまりフラフラしないようにね。」
あぁ・・・そうなんだ( ̄Д ̄;;
タクシーで10分ほど。あまり人通りのない静かな雰囲気のなかにありました!
おなじみのギョロッとした目。
SPEAKEASY Ales & Lagers
http://www.goodbeer.com/
ちょっと怖いアニキ達がせっせとお仕事してらっしゃ
いましたσ(^_^;)...
対応してくれたのは、ヘッドブルワーのJohnとCEOのForest。
今回の旅では、各ブルワリーに色々とお土産を持っていったのですが、ここには日本のビールを持っていきました。
志賀高原のウィートエールと限定ウィートワイン
(サトウの大好きなブログ「ゆるブル」はこちら⇒書いているのも佐藤さん♪)は、日本酒の酒蔵でもある玉村本店のビール。本当にとても美味しいです。
この「Wheat Wine of Shiga Kogen」は米を使っていること説明すると二人は興味津々。
そして、サトウ秘蔵の「サンクトガーレン El Diablo2008」。
日本が誇るバーレィワインをぶつけてみました!
そして、日本に帰ってから「常陸野ネスト」でビールの仕込みをすることを話すと
Glacierという生ホップをプレゼントしてくれたのです!
これが、旅で一番嬉しかった(*・ω・)ノ
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これをドライホッッピングして。。。フフフ( ̄ー ̄)ニヤリッ
この話しはまた後日。
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ちょっとコワモテのアニキ達は、熱いハートでビールを造る優しいビアラバー達でした。
(しかもクルマで次の目的地まで送ってくれた・・・危険地域なので。)
*追記
ちなみに、今ここの「Bouble Daddy Imperial IPA」が繋がっています。
9.5%ABVのインペリアル/ダブル IPAは、ホップの効いたパンチのある一杯。
残りわずか!
時間的にはちょうど羽田から千歳くらいかな。
そう思うとけっこう遠いですよね。
真北にあがるわけですから、そりゃ寒くもなります。コートを持っていきました。
5月4日
11時にサンフランシスコに到着すると、駆け足でブルワリーを目指しました。
Anchor Brewing Co. (アンカーブルーイング)
http://www.anchorbrewing.com/
アメリカで最も成功したマイクロブルワリーのひとつ。日本へも以前から輸入
されており、安定した人気を誇っています。
僕があまりビールに詳しくなかった10年近く前から存在を知っているくらい。
そして、いつか必ず行ってみたいという夢がとうとう叶ったのです。
ここのビールが特徴的なのは、なんといってもその個性。
メインの「アンカー・スチーム」は、低温(約5℃〜10℃)で発酵させるラガー
酵母をエール酵母と同じように高温で発酵させたハイブリッドビール。
ひととおりの見学を終えると、お待ちかねの試飲タイム。
まずは、夏季限定の「アンカー・サマービール」!
スッキリした喉越しと爽やかな小麦由来の香りが心地
よいウィートエールは、昨夏から日本への輸入を
開始。今年もそろそろ飲めますよっ!
そのほか、大好きな「アンカー・リバティエール」
などグラスを傾けながら、セールスマネージャーのDanaと日本でのアンカービールの様子を話したり、
樽詰めを日本でも飲みたいと懇願したりしてみました。
ストーン・ブルーイングと同じく大きなマイクロブルワリー(笑)と言えますが、
比較的新しく、ホップにフィーチャーして様々な試みをしているストーンに対し、
こちらは長くアメリカのハンドクラフトビールをリードしてきた歴史があり、
それを大事にしながら、自信を持ってビールを造っているといった印象を
受けました。
ウェストコーストスタイルとでもいうべき、アメリカ産シトラスホップをふんだんに
使ったビールたち。ホップの個性を前面に押し出し、グレープフルーツの皮を
噛んだような爽やかな香りと強い苦みが口の中に広がる。。。
その最先端を行っているのがサンディエゴである。
強烈!でさえあるそのHoppy(ホッピィ)さは、ヨーロッパの伝統的ビール造り
から抜け出たアメリカ人が創りあげた、革新的ともいえるひとつのスタイルだ。
既に日本のクラフトビール(地ビール)業界にも"お手本"として深く認知されて
いる。
今回の旅のメインである「アメリカンクラフトビールの現状視察」を体感する日が
いよいよ来た。この日、当店でも人気のある3つのブルワリーをゆっくりと回る
ことができた。
5月3日
AM11時にホテル・デル・コロナドを出る。今日は快晴!
Green Flash Brewing Co. (グリーンフラッシュブルーイング)
http://www.greenflashbrew.com/
まず訪れたのは、サンディエゴ中心部から車で1時間ほどの
Vistaにあるこのブルワリー。日曜日で休日にも関わらず、日本から来た一人のHophead(ホップバカ、ホップジャンキーの意)を快く受け入れてくれたCEOのMikeに心から感謝。
ドライドックで最も人気のある銘品「West Coast IPA」はここで造られている。
(写真左)同じく看板ビールのひとつ「Hop Head Red」の醸造中。酵母が生み
出す自然な炭酸がブクブクと湧き出ていた。
(写真中)CEOのMike Hinkley氏と数々の受賞歴。最も個性的なエールたちを造る
ブルワリーが非常に高い評価を得ている。
(写真右)ワイン(グルナッシュ)の空樽で1年以上熟成をかけたベルジャンスタ
イルのエール「Le Freak」。まさに"ビールとは思えない"奥深い味わいと香り!
「通常の見学では絶対に飲ませてくれないよ。」とはツアーをアレンジしてくれた
同行者Summerの言葉。
Stone Brweing Co. (ストーンブルーイング)
http://www.stonebrew.com/
Vistaから15分くらい東に向かうとあるのがEscondidoという町。
ここにかの有名なストーンブルーイングが存在する。かなり大きなブルワリーといえるが、建物の外観にStoneという文字どころか、印象的な悪魔のロゴさえ見当たらない。
日曜日ということもあり、本当にたくさんの人々が訪れていた。開放感のある
吹き抜けオーガニックレストランはとても人気があるそう。そして、そこに繋がった
大きな中庭には家族連れが休日の午後を楽しんでいる。
将来のビール飲みはこうした環境で育つのだろう。
Ballast Point Brewing Co. (バラストポイントブルーイング)
http://www.ballastpoint.com/
もっとも観光客を相手にしていない(?)のは、このバラストポイント。
奥に醸造タンクが見える2mほどの小さなカウンターにメニューの黒板がある
だけ。併設の「ホーム・ブルー・マート」では法律的にも認められている家庭での
ビール醸造で使う原料を調達できる。
小さなグラスで数種の試飲をしながら、ここでホップを調達。
ここから、鮮度を保ちながらコレを日本まで運ぶという
任務を遂行することに。まずはここのブルワーが
しっかり協力してくれ、たっぷりの保冷剤を発砲スチ
ロールに詰めてくれた。
この↓大きなコロナド・ベイブリッジを渡ってCoronadoへ戻る。
スケールの大きさにアメリカを感じる。写真右は橋からダウンタウンを望む。
お世話になったBrew HopのSummer。
サンディエゴのブルワリーツアーを企画・運営して
いる。(後日PR予定)
事前のメールやりとりから非常にキメ細かく対応
してもらい、最低人員2名からのところをサンディエゴ
ブルワリーのサポーターということで、特別に1人でも
OKをいただいた。
とても明るくてハツラツとしたかわいらしい女性。
こうして、San Diego Great Brewery Tour は
夕暮れとともに幕を閉じた。
明日はサンディエゴを離れ、もうひとつの目的地
であるサンフランシスコを目指す。
GWに豚インフル真っ盛りの
サンディエゴ&サンフランシスコ 4泊6日弾丸ツアーを敢行!
テーマはアメリカンハンドクラフトビールの現状を見に行くこと。
アメリカには、日本でいうところのいわゆる「地ビール」ブルワリーが
日本以上に点在しており、併設のパブやレストランを中心に
地元の人に愛されています。
5月2日(土)
成田空港は職員も旅行客もマスクをした人だらけ。。。異様な雰囲気。
17:30発のUA890便の中も6〜7割くらいはマスクです。
のちにそんな気持ちはなくなるんですが、
ここまで恐怖感を煽る報道をされては、確かにちょっと心配でした。
でも一応自分もマスクをしましたよ。
そんなマスクにまみれた旅のスタートでした(;´Д`)
United Airはアルコールが有料なんすね。
なんだか普段タダなものが、有料って損した気になるので
寝てることにしましたzzz
そして、経由地のロスで、まず最初の一杯(*・ω・)ノ
ちょっと喉が渇いていたのでコレをチョイス↓
WINDANSEA WHEAT
(hefeweizen)
@KARL STRAUSS in LAX airport
飲みやすくできの良いへーフェヴァイツェン。
バランスの取れた味わいで、イースト感もしっかり。
LAからサンディエゴへ。
ちょっと堕ちそう。。。
サンディエゴ入りしたのは、現地時間16時。
時差は日本から-16時間なので、13時間の旅です。
「Hotel del Coronado」(ホテル デル コロナド)
http://www.hoteldel.com/
のんびり過ごすのにとてもよいホテルでした。
でも曇っててイマイチの天気。逆側はビーチになって
います。
さっそく、コロナド島のマイクロブルワリーレストランに向かいました。
「Coronado Brewing Co.」
http://www.coronadobrewingcompany.com/
土曜の夜ということもあって、早め時間から混み合ってました。
Coronado Golden (5.4%ABV) (写真右)
コロナドゴールデン
ここのゴールデンエールは、チェコ産のホップ・ザーツを使用し、ピルスナーを意識したスッキリ味。ウマイ!
Orange Ave (5.5%ABV) (写真中)
オレンジアベニュー
オレンジハニーとオレンジ果皮、コリアンダーを使ったフルーツエール。爽やかな香りとドライな口当たりが喉の渇きを潤す!
近くにオレンジアべニューという通りがあった。
Islander IPA (7.2%ABV) (写真左)
アイランダー IPA
この西海岸スタイルのホッピィエールは、この旅で初めて口にした目的の”IPA”。マイルドなホップの苦味と中程度のボディ、モルト感。
受賞歴のある美味しいIPAであった。
ビールは1パイント$5.00!安い!ウマイ!
でもって食事はバッファローチキン。カライ!ウマイ!
帰りに酒屋に寄って、さっき飲んだコロナドゴールデンをお土産に購入。
世界中のビールたちが集まっています。もちろん冷蔵保存。すごい!
そして、同じくらいたくさんのアメリカ産クラフトビールが並んでいました。
←夜のデル・コロナド。
いよいよ明日はDRY-DOCKでもおなじみのブルワリーを回ります(*・ω・)ノ
月〜金 17:00〜24:30
土 17:00〜22:00
(土曜はフードが少ない)
<定休日>
日曜、祝日、第3土曜日
日本一美味いアサヒスーパードライを目指して「KEEL'S BAR」から進化!
隅田川ブルーイングを中心に全国から届くクラフトビールをはじめ、世界のドラフトビール、そして様々なボトルビールをお楽しみください!
2007.6.18 Open
DRY-DOCK...「乾ドック」
水のある状態で船を入渠して、海水を抜き修理するという、いわば船の休憩所。
「KEEL'S BAR号」は3年10ヵ月の第一次航海を終え、我が「DRY-DOCK」に入渠。その後、2010年に「KEEL'S BAR HOUSE」として、新たな航海を始めるべく、出渠した。